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オレをバスで送ってくれたコワモテのヒスパニックなバス運転手。
最初はビビリつつ、でも実はニューヨーカー的な思いやりに下車後ホンワカとしながら、オレは無事マンハッタンのハドソンホテルにたどり着いた。 先にJTBの送迎バスで着いていた、NY主催者黒江氏が笑顔で入り口で待っていた。 しかしこのハドソンホテル、中に入って感じたけど、すげーな。 ニューヨーカーに人気の"デザイナーズホテル”だという。 ロビーはかなりお洒落な感じだ。ツタが高い天井まで伸びていて、まるで栄枯盛衰の後に忘れ去られた欧州の古城に入り込んだかのようだ。 このロビーをデザインしたのがニューヨーカーかどうかは勉強不足だけれど、大都会マンハッタンのホテルにはちょっと意外性のある、妖しい空間を仰ぐオレだった。 しかし今は落ち着き放っているこのホテルが、夜は全く別の顔になるなどとは、この時点では夢にも思わなかったがね・・・(笑) 受付で手続きを済ませる黒江氏。 戻ってきた黒江氏から部屋のカードキーを貰い、さっそく530号室の部屋に行ってみた。 ズンズンと、ワタシに付いて来いな感じで部屋へと進む黒江氏。 その後ろを金魚のフンのように続くオレ。 部屋に着き、ドア前に悠然と立ちはだかり、何度かカードキーの操作を試みるも、手間取っていた黒江氏。 それを後ろから覗いていて気付いたのだが、よく見るとそのカードキーは、八戸のスーパーホテル にあったカードキーと同一の型だったので、 「どれ、貸してみなさい」 と、一言。 瞬時にドアを開閉し、 「すごい!」 などと背中越しに言われ、株を上げたりしてみるオレだった。 部屋もかなりいい感じ。すごい! 部屋に着くなり黒江氏は何やら電話でやりとり。 さっきまでオレと一緒だった証券会社秘書のピーコが、このハドソンホテルに遊びに来るとの内容だった。 今は夕方19時くらいを既に回っていた。 NY上陸したての今宵一日目は、ハドソンホテルで皆で飲み交わしましょう!って感じになった。 ホテルに着いて休むまもなくシャワーを浴び、成田~ニューアーク空港間の、博士メガネのオタクなオレから、ギンギンメタルカスタムな虚勢張るいつものオレに、15分で変身を遂げた。 準備完了せり。 三番目のカルチャーショックは、トイレの便座にありき。 アメリカの便座のフタは、日本のものよりも重かった!重量感ズッシリ。 それに、便座に腰を下ろすと床から高いし。 オレは足、短いほうでは無いが、座ったときに指先立ちだったよ・・・ ピーコがハドソンホテルに着いたとの連絡を受け、黒江氏とロビーに向かう。すると、行き交うホテルの雑踏から抜き出てきた、一人の白人男性が、オレに話しかけてきたのだ。 オレのクチピアスを指差して、しきりに何かを言っている。 お、これは初の異文化コミュニケーションだね! うーん、しかしよく聞き取れず! 黙ってしまうオレにはお構いなしに、マシンガントーク(そう聞こえただけだろうね)で迫って来る白人男性。 でも、一つの単語だけ聞き取れた。 nipple?ニプレス?・・・あああ、乳首の事かな? おおお、そーかぁ~!アナタ、オレは乳首にピアス開いてるぜ!って言ってたのか! 何かをきっかけに、とにかく何でもいいから返事をしなきゃ、と思っていたアメリカバージンのオレにとっては、 「#$&%`+$%&$#!!! "ニプ” #$&%`+$%&$#!!!」 と聞き取れただけで、地獄に垂れたクモの糸のようなありがたさであったのだ。 適当英語で返事をしてみた。 「オー!リアリー!?NO ペインキラー!?」 ペインキラー・・・ってプリーストかい(笑)! やい、白人。 さっき初めてアメリカの地を踏んだジャパニーズロッカーを、あまり困らせるんじゃねえぞ(苦笑)!! まずは、 「はじめまして。僕は日本からやって来た、駆け出しのギタリストです。よろしくね」 から始めさせてくれよ! いきなりピアス日米対決だなんて(笑)うーん、熱い、熱すぎるよUSA。とりあえず、今日はお前に完敗だ(苦笑)! NY滞在の終盤で知ったけど、アメリカ人て遠まわしの語彙ってないね。常に直球で来るよ。 オレがどこの国の野郎だとか、英語が流暢か否かとか、引っ込み思案な性格かどうかとか、そんなもんはどうでもいいみたいね。 オレのクチピが気になったから、それに質問を投げかけてきた、ただそれだけのようだった。 なのにオレは少々戸惑い気味さ(笑) お構いなしに続けてその白人男性は、オレのクチピを指差したり、自分の乳首をつまんだりして、イエー、とかワオーとか(その程度しか聞き取れなかった)言って来た。 ヤマ勘で、彼の質問に対し、 「ホスピタル!」 と言っておいた。 オレのヤマ勘は、 「オマエ、そのクチピアス、どこで開けたんだい?」 な、予想だったから。 その勘が当たったかどうかは分からないけど、別れ際に、コブシとコブシを重ねて、バイバイをした。 ただの人間同士の会話なだけのはずなのに、はっきり言って、相当なエネルギーを使ったオレだった。 そんなうろたえるオレをちら見しつつ、黒江氏とピーコは遠くで、クスクス笑っていたのだった。 そしてNY上陸一日目は、ホテルのレストランで食べた。 天井の高い、倉庫のような内装だった。 その後バーでも飲んだ。アメリカって、ハイネケンが多いね・・・ 酔いを冷ますために、少し外にも出歩いてみた。
by route4osorezan1
| 2006-07-28 15:21
| NY 6/27 【ドキドキ異文化交流】
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