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2006年 6/26~7/1まで、ニューヨークに行ってきた。 初海外で、世界一の大都市NYに行くなんて、処女航海ならぬ処女後悔しそうな無謀行為に思えたが、今旅行記を書いているオレがいるので、なんとか無事だったのだ。 それを、渡米前の準備段階からつづってみようと思う。 #
by route4osorezan1
| 2006-07-28 16:30
| 前書き
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NY行きが一週間後に迫った頃、実家(青森)に電話をしてみた。
「もしもし、ご無沙汰ねえ~」 母親が出た。 「ああ、ご無沙汰してます」 実家に電話を掛けて、母親から言われる事は大体決まりきっているので箇条書きで処理。 ●ちゃんと食べてるの?●飲みすぎてない?●バイク気を付けてね●仕事は順調?●アナタの姪っ子も待ってるよ●何か送ろうか?●たまには帰っておんでえ~ ・・・こんな感じだろうか。 一通り母親からの定型文が終了したので、そろそろ切り出すことに。来週のNY行きを。 一応何かあった時の為に、緊急連絡先は実家の住所を旅行代理店で書いてきたから。 「・・・他に何か話す事ある?」 母親が電話終盤に差し掛かった時に、オレに言ってきた。 「・・・うん、今日は話すことが・・・」 過去を振り返ると、こう切り出すときは大抵オレからの悪い知らせだったので、身構える母親。 「な、何かあったの?」 「いや、来週出掛けようと思って・・・」 「どごさよ??」 「いや、ちょっとニューヨークへ」 「ハハハ(笑)」 と大声で笑う母親。ハハだけに。 「ちょっくら入浴に熱海じゃなくて、アメリカのニューヨーク!?」 続く質問攻めの応酬。 「いつから?何泊?飛行機乗れるの?旅費あるの?英語しゃべれるの?」 逐一答えるのは面倒なので、それなりにかわしておいた。 しかし母親は言っていた。 「お母さんは大賛成!」 と。 「あ、それは良かった。最先端の異文化に触れて来たくて」 と返すと、 「そうだよ~狭い日本の狭い視野じゃ絶対ダメだよ~。20代後半でやっと行くなんて、遅すギルティ」 「うん。そういう事で来週行って来ます」 「気を付けてね。NYって気候はどうなの?寒くないの?」 「気候はねえ、緯度が青森県と一緒なんだよ。だから百石(現おいらせ町)に、自由の女神像のミニチュア版が建ってるでしょ?」 「ああ~そういう事ね(笑)緯度が一緒だからあそこに建ってたのね」 「あんなニセモノじゃなくて本物を見てくるさ」 「青森のだって結構デカいよ(笑)」 次に電話を掛ける時はNYから掛けるよ、と言って実家への電話を切った。 現実味を帯びてきた、ちょっくら渡米な来週。 最近は「セックスアンドザシティ」のDVDを見ているので、頭の中ではアメリカ横断ウルトラクイズのテーマソングではなく、SATCのオープニング曲が聞こえてくるオレだった。 #
by route4osorezan1
| 2006-07-28 16:25
| 実家にNY行きを話す
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貯金の全財産(1万5千円)を、郵便局でドル紙幣に替えてきた。
郵便局のパートのお姉さん(推定36)が、 「どちらのドルで?」 というようなニュアンスで聞いてきた。 (そうか、ドルはドルでも国によって違うのか、オーストラリアやカナダもドルだし、そういう事か・・・) と瞬時に思った。 ここでうろたえては、海外バージンのオレの素性がバレてしまう。 極度のええ格好しいのオレは、「聞くは一時の恥」もしたくないのだ・・・ 「ニューヨークでも使えるドルでお願いします」 と言ってしまった。 はっきり言ってココで、海外バージンの素性はバレバレのような気もした・・・(笑) 郵便局のお姉さんはフンというような顔で、 「現在換算割合が、USドル1ドル118円44銭なので、1万5千円のお預かりですと邦貨換算額が、14,923円となりますが、よろしいでしょうか?」 「・・・」 「よろしいですか?」 意味は瞬時に理解出来なかったが、 「へえ~、今はそんな感じですか!OKOK!」 と英語混じりに言っておいた。 郵便局のお姉さんにお願いして、1ドル札を多めにして貰った。 渡された、初めて触るドル紙幣。お札を数える・・・ 1ドル、5ドル、10ドル、紙幣のサイズ、みんな一緒かい! なんて事だ・・・渡米前に既に、カルチャーショックを受けてしまった。 しかもドル札ってウスウスだ。コドモ銀行のほうが、もっとしっかりした紙幣だぞ・・・こんなんで、アメリカで買い物出来るのか!? 1万5千円の二枚の日本のお札から、たくさんの枚数のドル紙幣に替わって、何となく金持ちになった気分だ。 小さい頃、千円札で20円くらいの買い物をして、沢山の小銭のお釣りがもらえて、サイフが急に重くなる、あの幼稚なHAPPYだ(笑) 幼稚でもいい。一日一回HAPPYがモットー。 #
by route4osorezan1
| 2006-07-28 16:09
| 【渡米準備】
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青森、埼玉、東京以外の世界を知らない閉鎖的なオレの、アメリカの先入観は色々ある。 その先入観が帰国後に、どう変わるだろうか、全く予想は付かないが、視野が沢山広がればいいな。何かを得られればいいな。 まずアメリカには関係ないが、飛行機バージンでもあるオレ。 絶叫マシンは大好きだが、飛行機はちょっと恐いんだけど。 極力乗りたくはないと思っていた。 なぜあの何トンもある鉄の塊が、ブンブン飛ぶのか。 ちゃんと論理的に説明を受けないと、やはり不安だ。 説明を求め、船長に質問攻めをしようか。ガキのように。 「なんで飛ぶの?どうして?教えて!大人なのに、そんな事も知らないの?」 と。 墜落なんかしないだろうな。 ランディのような墜落死するギタリスト・・・でも儚く太平洋に散るのも、またいさぎよし。 堕ちるなら、出来ればハワイ近海はやめて欲しい。サメがウジャウジャいるって聞いたから・・・ いつもウマイウマイと食ってる魚に、逆にムシャムシャ食われるのだけはご免だ。 「マイウー」ならぬ、「マウイー」と言いいながら、ハワイのサメはオレを食うだろう。 でもものは考えようだ。飛行機が墜落して、もし助かったら、無人島で自分の国を作ろう。幕府も開こうか。 最初は小国でも、地道に、小さい事から始めれば何とかなるだろう。トリニダード・トバゴくらいは、すぐに追い越せるさ。 まずは、人口を増やす為に、自由交配を推奨する。 助かった同乗者は全て自分のドレイとする。オレの考える国づくりどおりに働いてもらいたい。 とんでもない国が出来そうだ。5分でクーデター勃発で、袋叩きにあうだろう(笑) ・・・妄想が一人歩きしてしまった。悪いクセだ。 自由の国アメリカ。 性も自由に、オープンだろう。 TV、セックスアンドザシティでそれは知っている。 ゲイもいっぱいいるだろう。彼らにレイプされないか不安だ。 相方ROUTE・Bは言っていた。 5人位の屈強なアメリカ人ゲイに囲まれて、ピストルを突きつけられ、 「オープン!ASS!」 と言われるんじゃないの?と・・・ オレのチャームポイントである小尻に、大根のようなアメリカサイズが押し入って来る。考えただけで恐ろしい。 この世の全ての性癖に偏見はないオレだが、マンツーマン(MAN to MAN)だけはヤメテ・・・ それに引っ込み思案癖もある、田舎育ちのオレ、大丈夫だろうか。 アメリカ人に英語で話しかけられても、青森訛りの日本語しか喋れないぞ。 そこで意志の疎通がうまくいかず、相手を怒らせ、ハロウィンの時の服部君 のように射殺されるんだ・・・ いやいや、あまり負の先入観をもつのはやめよう。きっとアメリカ人はいいヤツばっかさ。 日本の同盟国じゃないか、一応。 海外未経験の母親は言っていた。 「いつもの派手な格好は控えなさい。ニューヨーカーに追い剥ぎにあうよ」 追い剥ぎって・・・ いつの時代の言葉だよ!江戸時代、隣町へお使い途中に、山賊に襲われる町娘かい! NYのロック野郎にも絶対負けたくないオレは、現地でもギンギンロックで行こうと思っていたが、母親の心無い一言により、一抹の不安を抱えてしまった。 日本にも気合の入った長髪ロッカーがいる事を、ニューヨーカーに知らしめたいのだが・・・目立つ格好はやはり厳禁か?? でもまあ、行ってみなくちゃ分からん!! 不法移民としてNYに居座る事がなければ、7/1には帰国予定。 ワクワクするぜ。 #
by route4osorezan1
| 2006-07-28 16:06
| 初海外の不安
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いよいよNYに向け出国。初飛行機に初海外。
少々ビビリながら、まっさらなパスポートを片手に、成田空港へ着いた。 エアチケットを取ったり、色々手続きをして、空港内でカツカレーを食った。 あと2年で期限切れになる、7-8年前から既に所持していたこのパスポート。 長髪&髪の毛紫。怪しまれないか不安を抱きつつ、出国ゲートへ。 主催者、黒江氏のアドバイス通り、普段のロックファッションは控え目に、ピアス、シルバーアクセは未着用。 コンタクトではなく、ド近眼専用の分厚いメガネを掛け、見るからに弱そうなお宅スタイルで臨む。 ロックファッションだと、麻薬の所持を疑われ、肛門内部まで調べられると聞いていたので、控えめスタイルは仕方がなかった。因みにオレはクスリはやりません。 NYまで13時間のフライト、寝る格好で飛行機に乗り込んだ方が楽だよ、とも言われていたので、控えめスタイルも仕方なしと開き直っているオレだった。 しかし出国前の検査は厳しいな。予想を遥かに上回っていたよ。 オレの履く靴、NEW ROCKは、カカトが鉄な代物だから、金属探知ゲートで当たり前のように、 「ピンポーン」 と鳴りやがる。仕方なく裸足になってエックス線に通す。 やっと出国を許可されて、ついにドキドキの搭乗。 コンチネンタル航空8便に、16時フライトの予定だ。 なぜ飛ぶのか、未だに疑念の拭い去れない飛行機内。ついに動き出す。助走をつける、結構スピードの出る巨体。 しかし、助走って長いね。何キロ走っただろう。こんなに勢いつけなきゃ飛べないのかよ。と思っていたら、ついに滑走路が現れ、轟音とともに浮いた。 隣に座る黒江氏は、オレの飛行機処女膜が裂ける、緊張の瞬間を笑顔で見ていたが、オレはいたって平静であった。 ふぁ~、これからあの広い太平洋を越えて、アメリカ大陸に向かうんだな、と、今更ながら実感が沸いてきたよ。 太平洋に面した地元の八戸海水浴場で、砂浜から数メートル離れた沖に浮かぶ島を、オレ達は「アメリカ」と呼び、そこまで泳いで行っては、 「サンフランシスコ占領!」 などとはしゃいでいたあの日が、懐かしい。 まさかホントのアメリカ大陸に上陸する事になるとは。オレもオトナになったなあ~(笑)と一人ウキウキしていた。 黒江氏は三度の飯より酒の好きなオレに、 「お酒も飲み放題だから、13時間のフライト中、思う存分飲みなよ(笑)」 と渡米前に笑顔で言っていたが、システムが変わったのか、コンチネンタル航空だけなのか、お酒は一杯5$だった。 ペットボトルに移し変えて、焼酎をアメリカに持ち込む魂胆で持ってきてはいたオレ。 しかしスーツケースの中である事に瞬時に気付き、ちょっと凹むも、飛行機が安定期に入った辺りで、やはり一杯5$のお酒を、飲む事にした。 無事離陸した祝い酒だ!・・・と必ず何かにかこつけて飲む(笑) ビール×2、SAKE×2、を頼んだ。 客室乗務員はアメリカ人だったので、流暢な初英会話で注文をするオレ。 「SAKE!one!」 飲むと、結構酔っ払って来た。 備え付けのDVDも一通り見た。ハリウッド版「南極物語」が良かった。ああいう動物系の感動モノには弱い。一人太平洋上空、時速900キロの機内で感動していた。 ちらと隣を見ると、主催者黒江氏は、鼻息を荒くしてゲームのソリティアをやっていた。さすが海外に何度も行った事のあるベテラン・・・余裕の表情。 そろそろ眠くなってきたので、トイレに行ってから寝ようっと。 360度、エンジンの轟音響く、狭い機内のトイレ。 用を足してフラッシュボタンを押すと、「スポッ!!」と、凄い勢いでオレの尿がトイレの穴に吸い込まれて行った。ちょっとビックリした。どこに飛んで行ったんだろう・・・。 狭い座席に戻り、日本から持ってきたCD(人間椅子)を聞きながら、日本を思い、寝た。 目覚めたらアメリカかな~って、かなりワクワクしていた。 #
by route4osorezan1
| 2006-07-28 15:59
| 日本 6/26 【日本を発つ】
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